【99.9%は仮説】

        竹内薫

 

※mixiに書き連ねたものをそのまま抜粋。

 

 

 

 

ガリレオがね、望遠鏡を作って教授たちに見せたんですって。

それは地上ではちゃんと大きく見えて、すごい!となったんだけど、それで天体をみると月とかにクレーターがみえて、やっぱりそれはデタラメだ!と言い出したのですって。


その時代では『地上と天上では違う法則により支配されている』という常識がはびこっていたらしく…


望遠鏡の客観的な性能より、自分がもつ主観的な思い込みの方がかってたのですって。



………でも結局月にはクレーターはあるし、ガリレオは間違ってなかったのよね?



ほらー、何か世の常みたいでしょー、これー(・∀・)

 

 

円滑な人間関係を築く方法も書いてあったぞこの本(笑)



『それは、自分の仮説を絶対みせず、他人の仮説をも理解しようとする柔軟な態度に他なりません。』



何となくソレっぽく過ごしてきた私はまた感動を覚える。


『我思う故に我有り』を体感して理解したときと同じくらいの感動。

 

 

物質を分解していくとプチ太陽系みたいになるじゃないか、それがまぁそれ以上分解できるとか出来ないとかは置いておくとして…


地球含めホンモノ太陽系がある宇宙も、ホントはさらに外側があって…


って感じで、実はこのホンモノ太陽系が沢山集まって、全く別のものが宇宙の外側にあるんじゃなかろうか……?



そう考えると、物質を分解していって、これ以上分解出来ないってなった更に先には、もしかしたら生物が普通に生活しているのではなかろうか…



ちょうど写真を持った写真を、何重にも撮った時みたいな世界があるのではなかろうか………



なんて考えだすと、素晴らしいロマンに浸れるね!!(・∀・)


ロマンチストの血が騒ぐ!!(笑)


なんて壮大で否定し難いロマンなのだろう!感動して泣ける!!いや、もう本当に!!(≧□≦)



…………なんか、小学生のころにずっと考えてた事を、また考えられるようになったよ。

その時何を考えてたいたのかは覚えてるんだけど、同じことを考えようとしても、昔みたいな感動はなかったのね。


それがこの本よんで蘇ってきた。


例えば、今私の目の前には一つのカップがみえてるけど、それが本当にそこにあるのかってのは分からないじゃない?

目には見えてるけど、本当はそこには何もなくて、勝手に想像して、あたかもソレがあるかのように見せて、感覚的にも感じられるように身体が働いてるだけかもしれないじゃん。


例えば物理でならったけど、焦点だかなんだかしらないけど、人間の目には一度逆さまにうつったものを、さらに逆にして見せてるわけでしょ?
もしかしたら地面が空で空が地面かもしれないじゃん。


ちょっとフャンタジックにもなるけど、鏡には左右反転して見えるじゃない、あれももしかしたら、鏡の中の世界がホンモノで、それに気付かないうちに鏡の向こうの自分と同じ動きや考え方を、まるで影のようにやらされていて、唯一ホントの世界が見える窓が鏡なのかもしれない…で、窓のあけかたが分かれば、鏡の向こうの世界に行けるかもしれない…………




………とかね、現実的なロマンチスト美妃はそういった考えが大好きなんですね。


コレね、他人の事より私の事を知りたいってのにもつながるね。


そもそも考えるのが好きで、その考えてるのは自分なんだから、そりゃ………そうなりますさ(笑)



あー、ホント買って良かったーこれー。

本当はお金ないからやめようと思ったんだけど、コント実習で『人はだいたい何かと言い訳して、直感を信じないからなぁ』とか『とにかく直感を信じろ』とかって聞いてたから、一回諦めたけど、やっぱり買ってみようと思って購入したのだよ。


本当に良かった、ある種運命を感じる(笑)


意味のある偶然…共時性ってのはこういう事も言うんだな、きっと。


ってわけで、この本とコント実習aの授業を、私は凄い勢いで勧めてみる(笑)

 

 

 

 

 

そして最後に、本に載ってた中でも、特にお気に入りの問いかけをひとつ…







 

 


【世界誕生数秒前仮説】

 

 


この世界は、実はほんの数秒前に誕生したばかりです。


でも、あなたの頭には精巧なニセ記憶が仕込まれているので、あなたはもう長い間生きていると思っているし、地球は何十億年も続いていると考えているのです。

 






この仮説を否定する方法はありますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

inserted by FC2 system