=山月記=

 

【疑問】

 

全く読むたびに新たな疑問や別の考え方が出来る。

本当に好きだ・・・・。

 

と言うわけで、まぁ、未だに何回も読むほど気に入っているわけで、また読んでみた。

そしたら、また新たな疑問が出てきたので、たいした物ではないが少し書き記す。

 

 

 

 

 

仕事をやめ、詩作に熱中すると稼げなく、食べる物も買えない状況になり、やつれる。

しかし、詩作をやめ、仕事に就いたら就いたで発狂する。

これは詩を作れないストレスと、自分より下の者に使えるというストレスからだとは思うが。


どちらにしろ不健康なのか。

 

仕事にもどったのに何で発狂するのかとも思っていた時期もあったが、

やめて暫くした後に発狂するという事は、やはり気持ちの問題なのだと再確認。

 

もうそんなんじゃ、虎になるしか選択肢はないではないか。

何がどうなっていたら、虎にならずにすんだのだろう・・・

 

やはり自ら、自分について理解し、受け入れ、改善できればよかったのか。

虎になったのはあくまでもきっかけと・・・そういうことであろうか。

 

 

しかし、朗読CDの件もあるので、『虎になってしまった』ではなく『虎になれた』のように、肯定的に考えても面白そうだ。

 

今までの考え方とは違うから少し難しいが・・・あとで考えてみよう。

 

 

 





 


少しひっかかることがある。

一流になるには微妙に足りないものがあるが、非凡であると分かる作品を李徴は多く作っている。

ではなぜ、稼ぐことができなかったのだろうか……?


『一流』ではなくとも、それなりに稼ぐことができるのではないか?

と、そう思うのだが……どうなんだろう。

 

日々の食に困らないくらいの稼ぎはあっても良かったんじゃないか・・・さて、どう調べるか・・・・

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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