朝子へ。
まずは半年間、短い間だったけど付き合ってくれてありがとう。
私はあなたから多くのことを学びました。
あなたの好きなものへの情熱がずっとうらやましかった。
私は何事に対しても、必ずどこかで少しさめてる自分がいるから。
窮屈で頑固で、自分のことには不器用な朝子。
でもそれって、純粋でまっすぐで、とても真面目ってことでしょう?
だから、窮屈な朝子も私は大好きでした。
私も窮屈になるときがあるけど、それはただ焦っていたり、イライラしていたりで、とても朝子のような純粋な窮屈さとは一緒にできません(笑)
そんな窮屈さに気づき、自分を縛るものから開放されてからのあなたは、とてもかっこよかった。
舞台の上で、芝居の中で、朝子でいられたとき私は、一緒にその人生を生きていた。
終わってしまった今、なんだか抜け殻のような気分ですよ(^^;)
私があなたとして生きていた2時間弱の間は、とても充実していた。
それはきっと、あなたの人生が充実していたから。
私の人生の中の2時間弱、私はあなたから充実した時間をもらった。
私は何も返してあげられないけど
せめて私が・・・私自身が、充実した毎日を過ごせるように
少しでも朝子に近づけるように、これからも一生懸命生きてみます。
大丈夫。体験したことのないものを目標にするのは難しいけど、あなたが体験させてくれたあの充実感を、今でもちゃんと覚えてる。
だから、頑張れるよ、私は。
ありがとう、朝子。
10歳も歳が離れてるけど、あなたはきっと今一番近い理想の私。
出会ってくれてありがとう。
多分私の朝子とは、もう二度と一緒に生きられないけど、私はあなたとの出会いを忘れない。
今度はDVDで逢いましょう。
弁当屋と婦警にもよろしく(笑)
美妃より。
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